宮部みゆきの短編集
最近読んで興味があつた宮部みゆきもの2冊紹介します。
先ずは「我らが隣人の犯罪」と4編の短編集です。
巻頭は『オール読物』推理小説新人賞受賞作品。
新人でやや長め昭和62年12月作の短編ですが、
新しいジャンルを切り開いたと言われました。
見事な出だしから、次々と疑問を提示し続け、読者を
リードする。かなりひねくれた読者でも、黙って付いて
行くしかない。お釈迦様の手のひらにいるような
ものだ。---と解説者は述べています。
この文庫本は、1994年8月第七刷文春文庫です。

次は時代小説の短編集『堪忍箱』、この題名
を含めて8編の構成です。
宮部みゆきは時代小説作家かと最初思いました。
前にも述べました。
この作品の解説者は、宮部作品はいくつか読んでいるが
時代物は初めてでした。とにかく〈よかった〉。と述べています。
宮部みゆきはたくさんの引出しを持っています。
どの引出しにも優れた物語が入っている。
その引出しの箪笥にもいろいろあるが、宮部みゆきのは
特別の桐の箪笥なのですと。
書物の解説は、本文を読んだ後で読むのかと、
思っていましたが違うのですね!
内容は興味が減るのでふれないでおきます。
そのような解説文もあります。どう読むかは読者
が決めることではあります。
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